改正国籍法が成立 国民新・新党日本は反対(asahi.com 2008年12月5日13時46分)
改正国籍法が成立しました。
これで一区切りということになりますが、国籍法改正をめぐる議論を表して、「リトマス試験紙」という見方がけっこうあるようです。
論者のいろんな側面が試験されたみたいです。
マスコミのスタンスもけっこう鮮明な呈色反応が示されて興味深いです。
で、引用した朝日の記事ですが、朝日のスタンスという観点でちょっと読みにくいのが最後の2行です。
反対した新党日本の田中康夫代表は「DNA鑑定制度の導入と父親の扶養義務の責任明確化を(国籍法に)明記しない改正は『人権侵害法』に他ならない」と語った。
この田中康夫代表のコメントは、普通に読みますと法律的には大間抜けです。
国籍法に明記しなくても、民法の規定により認知した父親には扶養義務が発生します。
明記するまでもないということです。
もっとも、このコメントは善解することは可能です。
きちんと扶養義務を履行する父親がいない場合は日本国籍取得を認めるべきではない、という主張と読むことも不可能ではありません。
しかし、田中代表はそういうつもりで言ったんではないでしょうね。
そういうつもりなら別の言い方があるはずですから。
ということは、やはりこのコメントは田中代表の法律に対する無知をさらけ出していることになります。
認知をめぐる基本的な法律関係すら勉強しないで公の場で改正法を批判したということになります。
立法府のメンバーたる国会議員、それも公党の代表としてかなり恥ずかしいことだと思います。
そのような発言をあえて記事に取り上げた朝日は、いったいどういうスタンスで記事を書いたのでしょうか?
まあ、単に記者も無知なだけだったように思いますが。
もしそうなら、朝日もかなり恥ずかしいことだと思います。

とうとうコピペじゃなく、産経でこんなコラムまで出始めましたよ。
「国籍法「改正」のもたらす未来」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081205/acd0812050331002-n1.htm
コレをチベットとかネパールとかの情勢に絡めて「日本終了」という人が大勢います。
なんとなくマスコミはこれにからめて自民批判に展開していきそうな気がします。
正直「純粋な日本人の血」なんてものは存在しないと思っている人間なので、血統がとかについては興味ないんですけど
(いろんな民族との混血が、今日の日本人でしょと言う人間です)
まぁ、確かにチベットとかネパールみたいに日本人が駆逐されたら怖いよねぇとは思いますし
そんな可能性は100%無い!とも言い切れませんが、正直、もうちょっと公平なコラムは書けなかったのかなと…。
たぶんこれで陰謀論言う人が加速する気が…なんせコピペじゃなく新聞記事ですし…。
まったく可笑しな事を言ってしまうかもしれませんが・・。
改正法が最高裁の考え方と一致する方向に成った事は、良し悪しは別としても、取り敢えずは良かったと思っています。
(私個人としては、憲法14条に準じるものとして正しいと考えています。)もし、この法案が成立しなかったとしたらどうなるんだろう?
別スレの産経の記事には
>国籍取得を届け出て「預かり」となっているのは129件(海外で6件)。
と書いてありましたが、(法律が変わってないことには、行政としてもなすすべが無いことは理解はできますが・・・)改正法が延々と成立しなければ、「預かり」の件数が累々と溜まっていくばかりとなるんでしょうか?
他の件で、最高裁の違憲判決に対してその意向に沿わないような法律ってあるんだろうか・・。
(何も知らない素人の独り言でした。)
最高裁判事審査の投票基準資料 - 狼魔人日記
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/bedd544740800b382fb5e3f946811450