不法入国135人手引き容疑 東京の行政書士ら逮捕(asahi.com 2008年12月10日15時4分)
飲食店で働くことを目的とした外国人の不法入国を手引きしたとして、警視庁は10日、NPO理事長で会社社長小舟日出雄(69)=東京都江東区亀戸9丁目=と、行政書士大森泉(58)=葛飾区四つ木4丁目=の両容疑者を入管法違反(営利目的集団密航助長)の疑いで逮捕したと発表した。同庁によると、営利目的集団密航助長で行政書士が逮捕されるのは全国初。
全国初ですか。ちょっと以外です。
小舟容疑者は入管や海外の日本総領事館にNPOや同和団体の名刺、国会議員の名前を持ち出して、在留資格証明書や人文・国際ビザを早期発行するよう圧力をかけることで知られていた。
知られていたわけですね。
これが捜査の端緒になったのでしょうか?
そうだとすると、もっとおとなしくやっていれば発覚はもっと遅れたかも知れません。
ちょっときになるのは、圧力をかけられた側がどういう対応を取ったのかということです。
ほとんど圧力に負けていたのか?
それとも負けた振りをして捜査当局に連絡を取っていたのか?
いろいろだと思いますけど。
ところで
調べに、小舟容疑者は「偽造書類は大森容疑者が主導した」、大森容疑者は「書類は小舟容疑者の依頼で作った」と否認しているという。
とのことですが、
責任の擦り付け合いはしているようですが、全面的に否認しているわけではなさそうです。

>1人当たり150万~300万円の手数料を取っていたという。同庁は、NPOは信用力を増すために設立し、収益は約1億6千万円に上るとみている。
直ぐ金の方に興味が行ってしまいアレなんですが、
この収益金は当然正規の帳簿に載せられないでしょうから、脱税とかなんかの罰金のような対象にもなるんでしょうか?
(大麻の方でも追徴金がすごかったですが)
行政書士、このような国家資格の有る方の犯罪は、どうしても普通の犯罪(こちらとて看過はできませんが)と比べて、憤る気持ちが強いです。
初めての事だということですが、今回のような摘発ができたというのは、国籍法問題で懸念を抱いている国民に対し、入管など行政側も毅然と対処していきますよ、という事を少なからず示す事ができたんではないでしょうか。
(捻くれて考える人は、こんな事例が有るんだから、「言わんこっちゃない」と思う人も居るかもしれませんが・・・)
今朝このニュースを知ったとき、私の知人の行政書士の言っていたことを思いだした。
外国人登録や在留資格の案件を受任する行政書士は、どこまでが本当の話でどの部分が作り話か、依頼主の身の上話を嗅ぎ分ける能力が必要と言っていた。依頼人の身の上話をホイホイ信じて引き受けるお人好しでは、次第にヤバイ筋の仕事ばかり持ち込まれて来るようになるらしい。外国人の口コミ情報で「アソコに頼めば・・・」という類の評判が伝わるのではないだろうか。
この逮捕された行政書士も、そうやって段々悪の世界に取り込まれていたのであろうか。疑うことを知らない人の良さが災いしたと信じたいのだが・・・