西松に加え4社が迂回献金か 小沢氏側へ1年に計1億円(asahi.com 2009年3月11日3時0分)
・・・疑いがあることが関係者の話で分かった。
資料については、東京地検特捜部も把握しているとみられ
この書きっぷりを素直に読むと、「関係者」というのは「東京地検特捜部」の関係者ではなさそうですね。
ひねくった読み方をする必要も理由も見あたりませんので、この記事は検察リークによるものではないと見るべきでしょう。
報道機関も必死で取材しているでしょうから、なんでもかんでも検察リークと主張するわけにはいきませんね。 >民主党
小沢一郎の秘書が異例の逮捕をされたと思ったら、絶対に外部に漏れちゃいけないハズの捜査上の情報が、その日のうちから次から次へとダダ漏れして、新聞もテレビもいっせいに報道し始めた。すべてのマスコミがおんなじ内容を報じてるんだから、どこか1社が独自に取材して掴んだスクープとかじゃなくて、捜査当局による「大本営発表」だってことは明らかで、新聞やテレビは「関係者によると」なんて大ウソの報道を繰り返してるけど、これは「情報源は捜査当局」だってことをゴマカスための方便にすぎない。
こういう状況に対するこういう見方は当然ありますね。
ただし、ゴマカスの仕方ないとしても、嘘をつくのだけはやめてくださいね。 >マスコミ
なお、このブログに全面的に賛意を表しているわけじゃありませんよ(念のため)
追記 これはどうかな(3月14日)
「小沢事務所に協力依頼」ゼネコン側、岩手・秋田の工事で
小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検から参考人として事情聴取されたゼネコン関係者が、「岩手、秋田両県の公共工事を受注するため、小沢事務所に協力を依頼していた」などと供述していることが、13日わかった。
この部分は、ゼネコン関係者が特捜部の検事に供述した内容に関する記事です。
では、検事に対する供述内容を知っていると思われる人間にはどういう人がいるでしょうか?
供述したゼネコン関係者本人とその供述を聞いた担当検事が知っているのは当然です。
担当検事から報告を聞いた上司も把握しています。
捜査会議で報告されているのなら、捜査会議に出席した他の検事も知っています。
ゼネコン側ではどうでしょうか。
このような場合、検事の事情聴取が終わると、ゼネコン側の上司や今後事情聴取の可能性がありそうな他の関係者が弁護士を交えて、事情聴取を受けた関係者が何を聞かれ、何をどこまで話したのかを確認するのが通例です。
今回もそういうことがなされていることは間違いないと思います。
つまり、供述内容を知っている人間というのはけっこう多いのです。
ゼネコン関係者によると、東北地方では長年、大手ゼネコン「鹿島」の東北支店幹部が仕切り役を務める談合組織が存在。東北各県が発注する工事は、この仕切り役が受注予定者を最終的に決めていた。ただ、小沢代表の地元の岩手県と隣の秋田県の工事では、小沢事務所の力に期待することが多く、小沢代表の都内の事務所などを訪ねて、「工事を世話してほしい」などと頭を下げることがあった。
この部分は「ゼネコン関係者によると、」となってますね。
また、秋田県内のある工事では、仕切り役が受注予定者を決めていたにもかかわらず、小沢事務所側の意向が伝えられた後、決定が覆ったこともあった。
この部分の情報源は不明確ですね。
ゼネコンの東北支店関係者は、こうした経緯について、具体的な工事名も挙げて、特捜部に供述しているという。
そもそも日本語として不明確ですね(^^;
小沢代表はこれまでの記者会見などで、「公共工事について、口利きやあっせんを行った事実は一切ない」などと話している。
結局、情報源がはっきりしているのは、この最後の部分だけですね。

このネタの出元は多分、西松の下請け筋でしょうね。
「資料については、東京地検特捜部も把握しているとみられ」ということは、取材の過程で、ネタ元が地検特捜の接触があったことを認めたということなんでしょう。それを特捜筋が肯定も否定もしていない、といった感じかな。
某個人ブログのコメントに関しては「ああ、この人はマスコミの取材の動き方を知らないんだ」としか言いようがないです。
耐震強度偽装事件のとき、しきりとマスコミの記者・デスク連中と接触があるかのようなことを書いていたのに馬脚を現した感じです。(尤も、私は当時から、その「接触」にかかる描写がオカシイので信じてませんでしたが)
モトケンさんが追記で引用したブログ、ご自身が思いっきりお茶の間ミーハーレベルと、馬と鹿の脚が丸見えですね。いつもながら惰眠さんの観察眼には敬服するばかりです。
マスコミ記者が検察の偉いさんの自宅に夜討ち朝駆けしても、大した情報は貰えないでしょう。外回りの記者からすれば3日も5日も身辺に張り付いて、取れた談話が「あ~、まぁ~、ねぇ~」ぐらいじゃ、効率が悪くて稼ぎにならない。
それより守秘義務も庇う義理も無い、退職した西松社員とか、業界の裏事情に通じたミニボスに、方端から電凸した方が手っ取り早い。ネットの釣師宜しく、上手に釣り針や疑似餌を蒔けば、ホイホイと水揚げが期待できる。そうした「周辺取材」で得た断片情報を、各マスコミがジグソーパズル宜しく繋ぎ合わせたのが、「検察リーク情報」と騒がれる報道記事の実態でしょう。
もともと「検察リーク論」は、ロッキード事件のときに田中派の番頭格が言い出したことです。それなりに根っこは古いですよ。「漏れたはずの内容」が完璧に公判で否定されたガセネタだったりと(クラッターメモと明白に矛盾した噂)。歴史が審判するとはそういうことです。
追記しました。