裁判官、反省の姿勢見せない被告に「バカ」(asahi.com 2009年4月16日10時16分)

 大量の漫画本を万引きしたとして窃盗などの罪に問われた被告は、公判で「漫画本を売って借金を返したり、大麻を買ったりした」と述べた。裁判官が「大麻が体に悪いという認識はあるのか」などと尋ねると、「体に悪いと思っていない」と即答。それを聞き、被告に向かって「あんたがバカだから分からないんだよ」と傍聴席に聞こえる声で発言した。

 いろいろな面で突っ込みどころのあるニュースだと思いますが

 このニュースでは裁判官を批判する雰囲気はなさそうな感じですね。
 体育会系の熱血裁判官という印象があったのかも。
 普通の被告人は、検事に対しては突っ張っても、裁判官からお叱りを受けると裁判官の機嫌を損ねてはまずいと思って恐れ入る場合が多いです。
 自分の刑の重さを決めるのは誰だか分かってますからね。
 立場の力というやつです。
 しかし、裁判官の中には立場の力を自分個人の力と勘違いする人もいるだろうと思います。
 なぜそう思うかというと、検事も同じだからです(^^;
 この裁判官がそうだというつもりはありませんが、なんとか自分の力で反省させて更生させてやりたいという思いが前面に出すぎたのかも知れません。

 この被告人は若すぎて、そんな法廷での処世術をまだ身につけていなかった可能性があります。
 いくつか質問すればその意味でバカであることは分かったと思われますので、言葉で説得するのはあきらめて、黙って求刑オーバーの実刑判決でも言い渡してあげればびっくりして心を入れ替えるきっかけになったかも知れません。

 でも、この事件、大麻所持とかで起訴された事件ではなさそうですね。
 裁判官がちょっとこだわりすぎた感じはします。

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コメント(2)

こんなことでニュースにされるなんて、裁判官って窮屈な仕事ですね。
どーせこの手の被告人は、裁判で用いられるような「堅苦しい」表現で難詰されても、それを理解できるだけの知性は持ち合わせていないでしょうから、もっとあけすけに辛らつな言葉を投げかけてもいいくらいだと思うんですけど(笑)。

最近の傍聴本ブーム(?)のおかげで、裁判官の人間味溢れるお言葉が私のような素人にも届くようになりました。
さだまさしさんの「つぐない」を出したり、傍聴席にいた被告の奥さんが抱いていた赤ちゃん(つまり被告の子どもさん)を被告に抱かせて更生をうながしたり。
一つ疑問なのですが、公判で

「大麻を買ったりした」と述べ
ても、「君は万引だけではなく麻薬もやってたのか!」ということにはならないのですか?

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