「遅刻しそうで」JR駅員、非常ボタン押す 電車停止(asahi.com 2009年8月10日11時55分)
城陽署は松本容疑者が「遅刻しそうになったので、電車を遅らせようとして押した」などと話し容疑を認めている、と説明している。
常習犯のようですね。
電車を停めることと遅刻回避の因果関係がいまいちはっきりしませんが、23歳にもなってこの幼稚極まりない発想はどうしたら生まれるんでしょうか?
このニュースで気になった点がもう一つあります。
同社京都支社は「(逮捕は)あってはならないこと。詳しい状況を確認のうえ厳正に対処したい」としている。
この記述において、「(逮捕は)」という言葉が補足されているのですが、これは誰が補足したのでしょうか?
コメントしたJRの人間が補足したのか、記者が勝手に補足したのかどちらなのでしょうか?
前者ならば、こういう駅員が出てきても不思議はない気がします。
本件で問題なのは、駅員が逮捕されたことではないはずです。
逮捕されるされないの問題以前に、または逮捕されるかどうかにかかわりなく、駅員が「遅刻しそうになったので、電車を遅らせようと」したことだと思います。
例によって揚げ足取りかも知れませんが、乗客の利益や安全より世間体とか外聞を気にしているように感じられました。

「厳正に対処したい」とあるからには、普通に読めば文脈上は「あってはならないこと」は逮捕ではなく「遅刻しそうになったので、電車を遅らせようと」を指しているように思います。
あえて「(逮捕は)」と補足したのは、上記のように誤読されるのを避けるためということでしょうか?だとすると「厳正に対処したい」のも逮捕されたことに対してであり、警察が張り込んでまで逮捕したのは陰謀であり、現行犯逮捕というのも警察の嘘?
う~む、そのような背景があるなら、もっと紙面を割いて詳しく書くべき記事ですよね。
地元紙の京都新聞では、次のような記事になっています。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081000098&genre=C1&area=K00(上記の記事より一部抜粋して引用、太字強調は引用者)
春名次長の談話は、「社員がこのように警察に逮捕された(検挙された)という不祥事は、JR西日本の信頼を損ねることであってはならないことでり、厳正に対処する方針である」というニュアンスに受け取れます。
そこを踏まえて、モトケンさんが問題視された朝日の記事を読むと、朝日の記者は本来の意味の文章から太字部分を抜き出し、逮捕はという3文字を括弧で括ったのではないでしょうか?
<本来の文意>
社員が逮捕されるという不祥事はあってはならないこと
<省略した記事の文章>
(逮捕は)あってはならないこと
文章の要約という面では、非常にヘタクソな記者なんでしょう。
なるほど、京都新聞の記事と見比べればそのようにも読めますね。私の読み方はだいぶ邪推が過ぎたようです。
>文章の要約という面では、非常にヘタクソな記者なんでしょう。
まったく同意です。
下手な日本語と思います。「下手な日本語の記事は、新聞記事の信頼を損ねることであってはならないことであり、厳正に対処する方針である」と新聞社が発表すればよいのですが、期待薄でしょうね。